のぞきからくり

のぞきからくり
のぞきからくり

のぞきからくりの原点は人形劇です。覗きカラクリ・覗き絡操・覗き機関・ノゾキカラクリと言われ、箱の中にからくり人形が入っていたことに結びつきます。

 

しかしながら今のスタイルは、大型紙芝居のイメージです。ちなみに紙芝居も人形劇が原点です。紙の人形が舞台の中で芝居をしていたのですから。要するに、のぞきからくりも紙芝居も人形劇の流れを汲むものです。

 

のぞきからくりの実演は、本来のぞき穴を見てやるものですが、当方ではそれはデモンストレーションとして行い、実際は前面の腰巻扉を開いて、オープンした状態で一度に多くの方に楽しんでいただいています。

 

私が子どものころ、まだお祭りなどでたくさん実演されていたようですが、今や実際見ることはまれで、テレビのドラマや映画の中に見つけることがたまにあるだけです。映画「時代屋の女房」や博物館の展示物、落語「くしゃみ講釈」などに出てきますが・・。

 

参考:「のぞきからくり」とは